9/06/2009

アイコンタクト

ケイト・ワイルド
http://www.autismtreatmentcenter.org/document.php?sectionid=46&documentid=47&filenum=04

私が13歳の時ビデオストアで発見して借りたのが「サンライズ」の映画のビデオでした。それ以来、障害のある、特に自閉症の子供たちとかかわりたいとずっと思ってきました。現在、この米国自閉症治療センターのインテンシブプログラムの部長をしながらサンライズプログラム子供の認定世話役、認定教師の教育などに携わっています。

これまで何千人もの異なる年齢の子供、異なる障害、とかかわってきました。また、プレイルームでは何千人もの子供たちと遊びそれが、私の人生の中の喜びの源泉となっています。
ここでお話したいテクニックは、子供にアイコンタクトを勧めることです。アイコンタクトはサンライズプログラムの社会的基本能力のひとつです。それは、子供に社会関係を勧める中での最も重要な主要要因だからです。

他の数ある援助方式の中でのサンライズプログラムでの違いは、子供を訓練してロボット的にアイコンタクトさせ、チェックリストに「獲得」のチェックを入れていくというのではなく、遊んでいる間、どの子供とも、いつもアイコンタクトを推奨します。それは、子供が、何かしてほしいから見る、というのではなく、楽しみたいから、人間関係をもちたいから、もっと見たいから、やりとりしたいから見る、と思ってほしいからです。彼らが私たちを見るとき、私たちが微笑んでいて、愛のあふれる表情をしていて、温かさが伝わってきて、他の人間とコネクトすることがどういうことか、というのを感じ取ることができます。それは、近くにいる、彼らを愛し思いやる人々とのコネクトの瞬間なのです。彼らが見れば見るほど、彼らは学びます。彼らが人々の世界を、人のコミュニケーションの方法を、顔の表情、イントネーション、控え目な様子を学びます。

自閉症スペクトラムの人たちはコミュニケーションに困難を感じています。高機能やアスペルガーの人たちで、言語やアカデミックのスキルは高い人たちでも、仲間と人間関係に成功しているわけではありません。子供に人を見ることをもっと勧めることで、もっと成功に近付きます。アイコンタクトは十分なつながりのために最も深い方法です。それで、サンライズプログラムではこれを非常に強調します。
それでは家庭でどうやって子供のアイコンタクトを進めていけるでしょう。二つの簡単で容易な方法です。

第一は、位置をとることです。彼らが見やすい所に位置することで、彼らが見やすくなります。遊んでいるときも彼らの目の高さか低めに位置します。また、5,60センチほど離れたところの方が子供がよく見ることが多いようです。

なんでも、子供にあげるとき、おもちゃ、食べ物、カード、etc.なんでも、目の高さまでもってきたり、目と目の間や、自分の目のまんまえに持ってからあげれば、見てくれる機会をふやします。
二番目は、祝うことです。彼らが見てくれたとき、どんな方法でもいいので、祝ってあげてください。声をあげて祝ったり、小さな声で祝ったり、ひそひそ声でもいいし、歌を歌ってもいいのです。両手を上げたり、ジャンプしたり、ダンスしたり、なにをどうやるにしても、真摯な気持ち、敬意をもって、やりましょう。祝うほど、あなたを見るようになります。

これらの二つのことをすぐやってみてください。そうやって子供に見ることを奨励してください。