12/04/2009

アスペルガーへの対応

アスペルガーへの対応

ウィリアム・ホーガンのウェブ講義:1-1

http://autismtreatmentcenter.org/media:video,28,0

こんにちは!高機能、アスペルガーの子供たちについてのこのウェブセミナーによくいらっしゃいました。私はウィリアムです。サンライズプログラムのスタートアップや上級トレーニングに来られた方、プログラムの進み具合はいかがですか?楽しんでいますか?お子さんに望ましい変化は現れましたか?また、こちらに来られるのが初めての方、私が誰で、なぜあなたに話しかけているかを簡単に言います。私は、米国自閉症治療センター(ATCA)主任教師で、主任トレーナーです。こちらで18年間、このスペクトラムの人たち、重度から軽度の方までの、多くの子供たち、ご家族と、本当に驚くべき体験をしてきました。また、サンライズプログラムを行った一人の父親として、自閉症だった娘のジェイドと、妻と一緒に何年もの月日を費やしました。彼女は、完全に治り、もう自閉症ではありません。現在学校で、すばらしい日々を送っています。

このように、教師としての経験のみならず、24時間、自閉症の子供と接した父親としての立場からお話しています。私はその困難と美しさを知っています。

それでは、今回はこの特定なトピックについてお話します。高機能・アスペルガーの子供たちをいかに助けて、社会的に力を発揮できるようにするか。父母や、仲間や、学校、兄弟姉妹たちと、かかわれるようになるか。なぜなら、社会的な能力を開花させることは、彼らの人間関係形成に役立つのみならず、この世の全ての困難、全てのダイナミクスをよりうまく様々に利益のある方法で越えていくかにつながります。

さて、アスペルガーや高機能の子供たち、と私が言うとき、高度に言葉を話す、文章で話す、会話でやりとりができる、もしかすると、ある特定の題材のみで、かもしれませんが、それができる。そして、学校では大変よく勉強ができる、同年代の子供たちではトップであったりする。また、世の中のことがかなりわかっているように表現できる、そういう子供たちです。

この傾向にある子供たちと言いますが、8歳や16歳や25歳でも、彼らは誰かの子供です。それで、すでに成人の年齢にある人でも、ここでは「子供たち」と呼びます。彼らを見るとき、ある瞬間だけを見たときは、「わあ、すごい。とてもよくできるなぁ。」あるいは、「とても上手にやっているなぁ」という場面があると思います。それで、あなたの子供の自閉症のタイプは多くの場合、見過ごされてしまう傾向があります。とにかく、ある分野ではよくできるからです。それで、彼らが完全に機能している、完全に能力がある、と誤解してしまう。実際は違う。彼らにはやはり、ある種のチャレンジ(障害)があるのです。それは彼らの神経系統の中にあり、社会的関係を持つことを難しくしている。多分、神経的に典型の人たちや、あなた方、神経的典型の兄弟姉妹たちと同じようにはそれができない。また、彼らが学校やなにかの環境から帰宅してくると、泣き崩れたり、叫んだり、泣いたりする。あるいは、固執して何かを話し続けるという場面があると思います。その他、自分の要求を通すのに、言葉ではなく、体で強要しようとする。あるいは、帰宅した後、とにかく、一人になりたがる。家族と一緒にいたがらない。そういった面を私たちはなんとかヘルプしたいと思っています。彼らは一方では、学校の勉強や衛生面ではうまくやっているのですが、社会性や他の人とのかかわりといった場面は、彼らの第一の困難のある場面なのです。

他の人と関係を持ち、持続させ、意味のある関係を持ち続けるという事。あなた方父母と、仲間と、兄弟たちと、先生たちと、出会うあらゆる人々との関係です。そのために、社会的で、柔軟性があり、自発的・任意的(スポンテーニアス)である、ということなどがカギとなる基本となります。社交的関係のみならず、人生のその他の全ての面において、必要となります。

あるお母さんのことを思い出します。彼女はここでのインテンシブプログラムに来られたのですが、18歳の息子さんがいました。彼はアスペルガーでした。ここで、大変素晴らしいひと時をともに過ごしたのです。母親によると、彼が7歳の頃、近所の子供たちと友達にならないので、あるとき、近所の子供たちを招待して、ケーキや飲み物を用意して、息子と仲良くしてもらおうとしたそうです。それで、息子と子供たちがまじって、おしゃべりしたり、していましたが、ケーキや食べ物がなくなって、どこか外へ行って遊ぼう、というとき、彼は母親のそばに残ったというのです。なぜなら、彼は、その能力を欠いていた。社交的粘っこさ。とでもいいましょうか。他の子供たちや仲間同士と関係を作り、つながりを持ち続けるという能力です。ここで、18歳の彼と過ごしながら、彼のレベルに合わせてとりくみをしました。そして、今は、母親と話したところ、友人ができて一緒に休暇をすごす。ガールフレンドがいて、両親や姉妹たちとの関係はこれまででもっとも強く、仲良くなった。また仕事をもって、素晴らしい人生を歩んでいるとのことです。

あなたのお子さんがどのようなレベルにあっても、今彼らが次の段階の社会的能力へ進めるように手伝うことがあります。

つづく
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