Introduction to the Sonrise Program: Part 2-4:
前号からのつづき
では、教育目標がきまりました。次はどうするのでしょう?
二つ目は、大変重要です。それは、子供を動機づけるものです。もしわからなければ、子供をよく見てください。他の誰かにどやされていないときに、子供は何をするのでしょうか?機関車トーマスが本当に好きでしょうか?体を動かすのが好きなのでしょうか?子供が集中してエネルギーを使うのは何に対してでしょうか?もちろん、多くのことに興味を持っていることでしょう。それを見つけ始めるのは、私たち次第です。
これまで、子供の中に探すように教えられてきたのは、行動的「みぞ」で、「やるべきことなのに、やっていないこと」を探すようにしてきました。そして「やってはいけないことなのに、やっていること」も。これからは、子供たちが大好きで、引き付けられるのは何かを探します。それをじっと見て探してください。これを繰り返していれば、よく見えるようになります。
この二つの事柄。ひとつは、教育目標、そしてもう一つは子供の大好きなこと(動機付け)がわかりました。これからすることは、この二つを組み合わせてゲームを作ります。この二つは組み合わせるのにもってこいのものでしょうか?いや、違うでしょう。組み合わせやすい二つを選ぶ必要はありません。必要なのは、あなたが教えたいことと、子供が好きなことの二つです。どうやってゲームを作るかについては、スタートアップで私たちはお手伝いしています。どのようにして発達をインスパイアするかについて。あるいは、個人的に電話相談することもできます。個別に細かいゲーム作りについての相談には窓口があり、お手伝いできます。しかし、手始めに例を挙げます。
つまり、子供の好きなものに基づいてゲーム遊びをするのですが、その中にゆっくりと、何か新しいものを少しずつ入れていきます。子供たちに学んでほしいことを。
それでは例を挙げます。ある母親がスタートアップに参加しました。彼女は息子をとても愛していて、トイレ・トレーニングを手助けしようとしてそれまで6カ月努力しました。トイレトレーニングが進んだどころか、息子は6か月前と変わらず、まだまだトレーニングできる状態ではありませんでした。あらゆる本を読み様々な方法を試しましたがうまくいきませんでした。トイレに近づかないし、まだおむつをしていたのです。まったくどうしたらいいかわからなかったのです。それで、スタートアップでこの原理などについてお話したのです。
教育目標は、トイレでオシッコすることですね。それでは、息子さんが好きなこと、動機付けはなんでしょう?それで母親は、「変でしょうけど、階段が好きなんです。階段を登ったりして遊ぶのですが、トイレでオシッコするのと階段で遊ぶのをどう組み合わせればいいんでしょう?」このように誰もが全く違う二つを組み合わせるのに苦労します。ここでのポイントは、いい組み合わせでなくてもいいのです。とにかく、組み合わせるのです。
そして、彼女と話し合ってアイデアを出し、スタートアップから彼女が家に帰ってきました。彼女はまず息子と遊ぶときに、小さな三段の踏み台を持ち込みました。そして、息子に「何を持ってきたか見て~」と言って見せました。息子はとても喜んで、その踏み台に駆けあがったり、下りたりして、一日目はとにかく楽しく遊びました。二日目も、同じ踏み台を持ち込み、今度は少し違う遊びをしました。母親が、部屋のいろんなところに踏み台を持っていくので、息子はそのたびにそっちへ行き、いろんな場所で登ったりして遊びました。それで、踏み台で遊びながらも、少し違うものへの挑戦もはいっていました。
そして、三日目は、トイレの近くの場所で踏み台遊びをしました。しばらくして、トイレの中にもっていき、トイレにかけてみました。そして、三段登ったところで、オシッコさせました。そうしたら、息子はそれをしたのです。そして、それ以来そうするのです。彼女は、ここまで二日半かかりました。一瞬の魔法ではありませんでした。二日半もかかったのです。しかし、それまで6カ月も努力して、トイレに近づこうともしなかったのです。
これを聞いて、「なんか、うまくいきすぎないか?」と思うかもしれません。なにかほんの少しだけ変えたら、大きな変化が起こるというのは。しかし、これは魔法ではなく、論理的です。これは理解さえすれば、完全に意味の通る事です。この小さな男の子には、トイレに座る知能が完全に欠けているわけもなく、遺伝子的にトイレ不能症候群があったわけでもなく、彼はやれる能力があった。ただやる動機がなかった。毎日おむつを替えてもらっている。トイレなんて何の役にも立たないさ!僕は完全なサービスを受けているのに、なんでトイレまでいかなくちゃいけないの!誰もが彼にトイレに行ってほしい。お母さんも彼にトイレにいってほしい。ただ、それでこの子も自動的に行きたくなるわけはないのです。
彼にトイレに夢中になってもらうのです。それが重要な理解ポイントです。これらの原理は子供の能力にこそ働くのです。毎日こういった子供たちと接していて、彼らがどんなに賢いか知っています。子供にもっと賢くなってもらおうとする必要なないのです。
学びを楽しいものにしてほしいのです。人と接するのがすごく楽しいものにしてほしいのです。それには、彼らがすでに持っている知性を使うのです。そして、私たちが学んでほしいことを学ぶのを助けるのです。彼らにいかに能力があるかを見るのは本当に素晴らしいことです。彼はトイレに行くことを学びましたが、私たちはもっといろいろな出来事を見ています。
つづく